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2014-03-14

富士山のトイレ事情(5)富士宮須藤市長の意志

おはようございます。
富士山在住のマーさん@富士の麓で考えるブログ です。
富士山のトイレ問題、環境問題、
富士山のこれからのあり方について
皆さんと一緒に考えたいです。

ここでは毎回
メディアで取り上げない、
登山愛好者の発信するブログでも触れない、
国や自治体などの観光、環境整備関係者もろくにアナウンスしない
「富士山のトイレ事情」について
掘り下げて書いていきたいと思います。

*-*-*-*-*-*



これは2013年7月10日 静岡新聞朝刊の記事です。





■富士山環境保全へ 富士宮市長、持参促す
2013.07.10 
静岡新聞富士宮市の須藤秀忠市長は9日の定例記者会見で、
世界文化遺産登録された富士山の自然環境を守るため、
富士宮口などを利用する登山者に
簡易トイレ(携帯トイレ)の持参を促す考えを示した。
山小屋組合や市観光協会、県内外の旅行会社などの協力を得て、
普及推進を図る。

市によると、世界遺産効果で夏山シーズンの登山者が急増し、
山小屋などのトイレが許容量を超え、利用できない恐れがある。
トイレが閉まっているシーズン中、周辺で用を足す
マナーの悪い登山者も顕在化している。

簡易トイレ(携帯トイレ)はアウトドア店などで500円程度で購入できるという。
須藤市長は
「富士山は『神聖な山』。
トイレ持参を登山者のエチケットとして徹底させたい」

と語った。



須藤市長… さすがです!

実は
この記事が出る、ほんの3,4日前ですよ、
富士宮市役所に行ってきました。
弊社の
登山者用に特化し開発した「携帯トイレ」のPRと
今後の富士登山者のトイレ問題についてのお話で
伺ってきたのです。

ある担当の方
携帯トイレ?ダメダメ~(笑)
 富士宮市では携帯トイレは推進しないよ。
 なぜなら以前やったときがあったけど
 それ自体がゴミになってしまうし
 登山口のゴミ箱が大変なことになったからね~。」



と門前払い
といったお話を聞き
釈然としないまま帰ってきたのでした。

(推進しないといったって、じゃあどうするの)
(トイレ足りてませんよね)
(人間の生理的に我慢しきれるものではないですよね)
(野外排泄を黙認、放置するというのだろうか…)
(世界文化遺産登録になったはいいけど、
 3年後の再審査で引っかかりますよ…)


で、
数日後の上の新聞記事です。
その日、その朝に
その対応していただいた担当の方から
電話がかかってきました!

ある担当の方
ゴメンナサイ!
 まさか市としての方針で
 こういった話になるとは知らなくて…」


市の職員の方も知らなかった
電撃的内容記者会見だったようです。
翌日
再度富士宮市役所へお伺いして
市の観光課の課長様以下各担当の方々
環境課の課長様以下各担当の方々とも
しっかりお話させて頂いてまいりました。


須藤市長とはその後
お時間いただきまして、
弊社の良質な携帯トイレのお話、
それと
今は無い、携帯トイレを使用するにあたっての
「携帯トイレ 回収ボックスの設置」のお願いをしてまいりました。

須藤市長は
富士宮市の市長として
富士山の様々な問題に
前向きな意志を持って対応されていまして
とても頼もしさを感じました!

ありがとうございました。






 マーさん@富士の麓で考えるブログ。
 blog  http://voice-of-mtfuji.blogspot.jp/
 Twitter https://twitter.com/maasan_Fuji


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